高脂血症の診断は空腹時採血の数値で判断されます。

 

高脂血症(脂質異常症)の数値

 

従来は総コレステロール値(220r/dl)でしたが、その数値だと悪玉コレステロール(LDL)と善玉コレステロール(HDL)の違いが判断できませんでした。善玉が多いことは良いことなのに、総コレステロール値が高いと、高脂血症と診断されてしまっていました。

 

近年は、「悪玉が多い場合」、「善玉が少ない場合」、「中性脂肪が多い場合」という3つのタイプを明確にして、どのタイプも脂質異常(高脂血症)であることとしました。

 

具体的な診断基準値は、以下です。

 

高LDLコレステロール血症 = LDLコレステロール値 → 140r/dl以上

 

低HDLコレステロール血症 = HDLコレステロール値 → 40r/dl未満

 

高トリグリセライド血症 = トリグリセライド値 → 150r/dl以上

高脂血症(脂質異常症)の数値と危険因子

脂質異常症は標準とされる基準値が基本となりますが、LDLコレステロール値については、年齢や喫煙習慣の有無や高血圧、糖尿病などがある場合、また、家族の病歴などの危険因子があるかどうかが治療に深く関わってきます。

 

例えば、メタボで高血圧や糖尿病などを併発している場合や、家族に心筋梗塞や狭心症などの病歴がある場合などは、LDLコレステロール値を標準値以下に抑える治療目標が出されます。

 

逆に危険因子がない場合には、LDLコレステロール値が少し高めでもリスクが低いと判断され、食事や運動などの治療指導がされます。

 

このように脂質異常症は、患者ごとのリスクを考慮しながら医師が判断しますから、医師の指導を仰ぐようにしましょう。

高脂血症(脂質異常症)の判断

健康診断などで、悪玉LDLコレステロールの数値を見て喜んだり、高い人はあわてて薬を処方してもらったりと、悲喜こもごもといったところです。

 

以前はLDLコレステロール値だけを高脂血症の判断基準としていたのですが、LDL値が正常であっても、HDL値が低いと心筋梗塞を起こす例が多いため、予防には両方のバランスが重要となることがわかってきました。

 

LDLとHDLのバランスを示す数値を「LH比」と言います。
LH比とは、「LDLコレステロール値÷HDLコレステロール値」のこと。
この値が2.5以上だと動脈硬化や血栓のリスクが高くなると言われます。

 

そのため病気がない場合は、2.0以下に、高血圧や糖尿病がある、あるいは心筋梗塞などの病歴がある場合には1.5以下に、という目安を示す病院が増えています。

>>高脂血症(脂質異常症)の方に人気のサプリメント特集はこちら