動脈硬化につながる?

 

LDLコレステロールの高さと動脈硬化の関係

 

コレステロールという言葉は近年の健康志向も手伝ってすっかり馴染みのある響きになりました。体にとって悪者のイメージが強いですが、人間の体にとっては欠かすことができない脂質の1つであることは知っておかなければなりません。とにかく体から排除することが善、ではないということです。

 

日本人の死因第1位はご存知、悪性新生物、つまりがんです。一方で脳血管疾患や、心筋梗塞や狭心症に代表される心疾患を合わせると、4人に1人という高い死亡数になります。血管のトラブルにより引き起こされるこれらの病気で亡くなる方は、がんの死亡数に匹敵するほどになる、恐ろしい現実があります。そしてこの原因になっていると言われる代表格が動脈硬化です。

 

年齢を重ねるにつれて血管も老化していきます。硬く柔軟性がなくなり老廃物などで詰まりやすい状態になります。もちろん個人差があり、高齢になっても健康的な血管を持つ人もいます。しかし、血管の硬化を自ら引き起こしてしまう要因があるのも事実です。原因を知ることで対策も立てやすくなります。

 

まず、喫煙です。タバコを吸うことで血管は細くなり血流が悪くなります。あとは高血圧、糖尿病、慢性の腎臓病などが挙げられます。これらの危険因子を持つ人は特に注意が必要ということです。禁煙をしたり、病気が進行しないように生活習慣を正したり、治療することで危険を回避することができます。一方、コレステロールも動脈硬化の原因になると言われている危険因子の1つです。

 

コレステロールには、善玉と悪玉があります。悪玉コレステロールが血中に過剰に増えると血管壁に蓄積し、血管を詰まらせたり、動脈硬化を進行させる原因になってしまいます。動脈硬化そのものには自覚症状がなく、気付かないうちに進行してしまう恐ろしさがあります。ある日突然心筋梗塞や脳梗塞を起こして動脈硬化に気づくという例もあります。

 

しかし、悪玉コレステロールがどの程度の値かというのは健康診断などで明らかにできます。この数値に注意を払って、食生活や生活習慣の見直し、薬による治療などの対策をすることで動脈硬化を防いだり進行を止めたり遅らせたりすることができます。

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